
お子さんのいるご家庭で、気をつけたい食事のお話
ママサークルさんからのご依頼で、食育講座を開催しました。

みんな悩んでいる
- 忙しくて手の込んだものは作れない
- 家族の中で、好みが違うので、大変
- 食材の大きさ・固さによっては、子どもが食べてくれない
などなど、みなさん、色々とお悩みがありました。
うちの子も、アトピー・偏食・食欲にむら・野菜嫌いなどなど食事については、色々と悩みがありましたので、本当に、みなさんのその気持ち、よく分かります!!

なぜ、そんなに食事が大切なの?
何となくは、大事とは思う、食生活。
でも、忙しいと、なかなか、手をかけられないのもまた、食事。
でも、そんな中でも、未来を担う子供たちのために、気をつけてあげたいことってたくさんあります。

健康的に長生きさせてあげたい
これからは、人生100年時代が来るって言われています。
私たちの子どもが、大人になる頃には、今より更に、平均年齢が伸びるという試算があるのですね。
その伸びた人生を、
- 乱れた食生活のために起こった生活習慣病で、長らく苦しませるのか
- 健康的に暮らせるような食生活を幼い頃から身に付けさせるのか
どちらがいいでしょうか?
やっぱり、健康的に長生きさせてあげたい、ですよね!
食事って、ただ、お腹を満たすためだけのものではない。命そのものなんです。
お母さんの健康・美容・ダイエットのため
そして、食事を整える、というのは、お母さんたち自身の健康や、美容・ダイエットのためでもあります。

健康的でニコニコなママになる
また、お母さんのその「イライラ」。
あなたの性格だけではなく、ひょっとしたら、日々の食事のとり方も、一つの原因かもしれませんよ。
食事を整えて、いつでもニコニコのママになりたくありませんか?
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正しい食事を教えられるのは、家庭
正しい食生活の知識を子どもたちに伝えられるのは、一体どこでしょうか?
それは、「学校」でもなく、「塾」でもなく、「家庭」、ですよね。
そう、お母さんたちの日々の食事に対する考え方が子どもたちに無意識に伝わっていっているのです。
子どもは、見ていないようで、実は、結構見ている生き物。
クドクド言わないまでも、背中で語れていますか??
あなたの食生活、本当に大丈夫ですか??
例えば、だしの取り方、お子さんに伝えられますか??
なんて、えらそうに言っている私自身、正確なだしの取り方は、つい最近まで、知りませんでした。だから、「もう遅い」ってことはありません。
自信を持って、子どもに伝えられる、食事の知識を少しずつ学びましょうね。
食生活をどう変えていったらいいのか?
講座では、
- 栄養学
- 添加物について
- 食事するときに子どもへの声かけについて
- お母さんのダイエットに効果的な食べ方
- マインドフルネス
- だしの取り方
などなど、
かなり盛りだくさんな内容でお話ししました。
その中から、ほんの一部ではありますが、ここで共有しますね。
1 何を食べるか
毎日の食事では、工場で作られたようなものを減らして、食材を1からお料理することが、一番添加物などの心配がいらず、安心して家族に食べさせてあげられることができます。
その際、調味料の中の添加物にも、気をつけてください。調味料とは、しょうゆ・みりん・お酒・ドレッシングなどのことです。
高級だからといって、良い調味料だというわけではありません。中には、添加物で味付けしてあるものもあります。
伝統の製造法を守って作られている調味料を選びましょう。
しっかりと選ぶ目を持つための知識を得ることも、消費者として必要です。
それは分かっているんだよね~でも、大変でできない。という声が聞こえてきそう。
大丈夫です。必ず、簡単な方法はあります。

私は、日本オーガニックレストラン協会というところで、色々とレシピを学ぶことで、毎日、無理なく調味タレ類、砂糖などは使わず、食材からの調理ができるようになりました。
お食事については、ベジタリアン・ビーガン・レクチンフリーなどなど、色々と考え方があります。それぞれに、良いと思います。
あなたや家族の好み・体調や体質もありますので、必ずしも一概には言えないところがあると考えています。
ただし、あまりに情報が多すぎて、悩んでしまうことも多いかと思うので、選択肢の一つとして、栄養学も、調理方法も学べ、日々の食事に落とし込みやすいので、とてもおすすめできる協会です。
2 だしの取り方
だしって、日本人が誇れる大切な食文化。
世界中で注目されている「和食」の基本中の基本ですよね。
素朴な、でも深~い、お母さんの味。
- 昆布のグルタミン酸
- 鰹節のイノシン酸
- 干し椎茸のグアニル酸
と、あれこれ組み合わせることによって、味に深みを出すことができます。
色々な食材からだしを取ることができますが、ここに、いりこだしのレシピを一つ書きますので、ぜひやってみてください。
材料
いりこだし 30g
(頭と内臓はえぐみが出るので、取っておく)
水 1ℓ
作り方
- いりこを水から火にかけ、沸騰したら、弱火で5分煮だす
- あくをすくい取る
- いりこをすくい出して、完成!
普段のお味噌汁に、昆布やかつおでだしを取っておけなかったときでも、5分でだしが取れるので、おすすめです。
その他、干し椎茸なら、瓶などの保存容器に、水とともに入れておくだけ!
これくらいなら、できそうじゃないですか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。一つでも、実践できそうなことはありましたか?
毎日の食事を完璧にするのは、なかなか難しいと思うし、全てをビシッとする必要もないのかもしれないけれど、今、自分ができることから一つずつ変えてみませんか?
まずは、「知る」ことが大切。知らなければ、「選択」することすらできないから。
あなたの一つ一つの選択を、無理のない範囲でいいので、少しずつ変えること。そしたら、未来が変わります。
この記事を読んで、あなたは、何を実践しますか?ぜひやろうと思うこと、やってみたことを私に教えてくださいね。
いただいた感想の一部
講座でいただいた感想も参考までに載せておきます。

1今回の講座でどんなことを知りたいと思っていましたか?
- 食について全般
- 日々の役立つ食事作り
- 子どもにとっての栄養
- 子どもの食事に何が必要かとか
2講座に参加して、楽しかったこと、印象に残ったことなど
- 美味しいだしの取り方
- 五感を大事にして食事中にも取り入れて楽しむこと
- 日本の添加物の多さ
- 食べるときの言葉がけなど
- 砂糖のこと
- 何をどの程度食べるか
- 自己紹介の時に、食の悩みを言い合えたこと
3講師の印象を教えてください
- やわらかな雰囲気の方で、説明が丁寧でわかりやすかったです。
- 丁寧にお話してくださっているように感じました
- 優しくて柔らかい。
- 声がとても良くて聴きやすかった
- やさしそう
- とてもやわらかな印象で、知識の深さがよくうかがえました
- やさしそう。楽しんで食育をされているんだなと思いました。
- 優しくておだやかに話してくださるので聞きやすかったです
- おだやかで良かった
4どのような方にこの講座の受講をおすすめしたいですか
- 忙しい中でも食事に気をつけたいと思っている方
- 健康に気をつけている人
- 無添加物など、食に気を使いたい方
- 食べることが好きな方
- 食のことで困っている人
- 子育て世代の方
- 子どもを持つママたち
- お母さん。親子で、でもいいかも。
5その他
- 食事のときは「美味しい?」としか言っていなかったので、今日からは色や形・味等、五感の会話も取り入れて、食事を楽しみたいと思います。ありがとうございました。
- 添加物にはあまり気にしていなかったので、ちょっとびっくりしました。少し気をつけようと思いました。
- 食事に気をつけてみたくなりました。すぐにはできないので、自分でできることから…。たのしかったです!ありがとうございました。
- もう少し豆を食べてみようと思います。
- ワイワイしながらだったので、子どもがいても楽しく聞けました。ありがとうございました。
- 具体的な話がわかりやすい。久しぶりに煮干しを食べておいしかった。
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