
平成最後の新”働き方改革”
平成最後の新”働き方改革”として、人気脚本家、遊川和彦さんと杉咲花さん主演のドラマ、「ハケン占い師アタル」。
普段はあまりドラマを観ない私ですが、働くことに悩む人たちを扱っていること、「働くこと、生きることが素晴らしい―明日もっと楽しくなる“お仕事ドラマ”」という内容だったことで、泣いたり笑ったりと共感するところも多く、めずらしく続けて観ています。

「ハケン占い師アタル」あらすじ
ある日、イベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチームに、派遣社員として、的場中(アタル・杉崎花)がやってきます。
実はこのアタルちゃんは、有名な占い師で、人の心が「見える」という特殊な能力の持ち主でした。
Dチームには、様々な年代の個性的なメンバーがいて、アタルがそのチームのメンバーを一人ずつ占っていくことで、最初はバラバラだったチームがまとまって、それぞれが働くことの楽しさに目覚めて、生きがいを持って前進していくというストーリー。
Dチームにいる様々なメンバー。
それぞれ悩みを抱えているわけですが、このメンバーを自然療法で癒すとしたら、どうしたらいいかを考えてみました。
ストレスいっぱいの大崎さん(板谷由夏さん)を自然療法で癒すとしたら
まずは、一番年代的にも親近感のわく、大崎さん(板谷由香さん)をクライアントに向かえて、イメージしてみようと思います。
以下、クライアントの大崎さんのプロフィールです。
40代女性。子持ち。中間管理職。NOと言えないやさしい人。実は内心悩みがいっぱい。

大崎結さん。
40代女性。中学生の男の子ママ。
イベント会社「シンシアイベンツ」ではDチームの課長を任されている。
持ち前のとても優しい性格で好かれてはいるが、出産の後、部長の紹介で転職してきたため、色々と無理難題を押し付ける部長に、NOと言えない。
また、そのことで、部下と上司との板挟みになっている。
部下たちもみな個性的なメンバーで、取りまとめるのにいつも苦労。
また、部下である、同期の男性からは、ねたまれている。
実は、プライベートでは、中学生の息子からは無視され、夫にもろくに話を聞いてもらえない状態。
それでも、愚痴も言わず、いつも明るく優しくチームメンバーを引っ張っている。
ある日、部長から、リストラの候補を出せと言われ、(アタルの占いのお陰で)せっかくやる気が出て、まとまってきたメンバーをリストラしなければならないことになり、選びきれず、葛藤と重圧に苦しむ。
プライベートでは、息子の様子がおかしく、またそれを相談しても夫も興味をしめしてくれず、さらに浮気にも気が付く。
すべてに絶望。自殺も考える。
夜も、あまりよく眠れていない様子。
バッチフラワーレメディなら

こんな大崎さんに、バッチフラワーレメディを飲んでもらうとしたら、と考えてみました。
バッチフラワーレメディは、心のサプリメントのようなもの。
自分の中のマイナス感情から選んでブレンドし、定期的に飲み続けることによって、マイナスの気持ちを、植物の力でやさしく癒していくことができる療法です。
バッチフラワーレメディについては、こちらの記事も合わせてお読みください。
「ネガティブな感情に苦しくなったら」
まず、本当に落ち込んでしまった頃に緊急的に飲んでもらうとしたら、
- レスキューレメディ・・・緊急時、ブレンドする余裕がないときなどに応急的に飲んで気持ちを落ち着けることができる
- エルム・・・仕事と責任感の重圧に苦しみ、一時的に自信喪失に陥る
- スイートチェストナット・・・完全な失意。極度の苦悩。暗澹とした見通し
さらに、普段から部長の言いなりになって、NOと言えない性格や、自分は人の真似ばかりして、「偽物」だと思っていたり、悩みを一人で抱えて誰にも相談できずにいるけれど、明るくふるまっていることから、
- セントーリー・・・人を喜ばせようとしすぎたり人の言いなりになる
- ラーチ・・・劣等感。自信がなく失敗を予測
- アグリモニー・・・うわべは快活、内心は悩みでいっぱい
などもおすすめしたいと思いました。
ハーブ・アロマでストレスを癒す

ハーブの力を借りるとしたら、
- 鎮静作用のあるハーブティーで心を落ち着ける
- ハーブティーの色や香り、温かさなどを五感で味わって、心を落ち着ける
- 好きな香りのバスソルトで、お風呂にゆったり入る
- (しっかり寝られていなかったようなので)枕元に、ラベンダーなどの落ち着く香りを薫らせて、睡眠がとりやすくなるようにする
その他

- おすすめの呼吸法を試してもらう
- 疲れたときだけでも、1分間の瞑想をしてもらう
- ストレスに負けない、バランスの良い食事を心がけてもらう(残業やときには徹夜もあり、忙しいかもしれないので、なるべくできる範囲で)
- 悩み事をノートに書き出す
- 体を動かす
自分で自分をケアできる
ドラマだから、デフォルメされているところもあるかもしれないけれど、大崎さんような女性は、世の中にたくさんいて、共感を持って観ていた人もきっと多いはず。
わたしも、そんな一人です。
やさしくて、努力家な女性。
やさしすぎて人の気持ちがよく分かるから、NOと言えないところが、たまにキズ。
そして、仕事を持つ女性として、家庭と仕事のバランスや、職場の人間関係の悩みは、誰でも持つものではないでしょうか。
「ハケン占い師アタル」名言 第6話
悩んでいる大崎さんに、アタルちゃんは、劇中でこう言っていました。すごく勇気づけられるので、ご紹介します。

(大崎:自分が枯れかけてるサボテンみたいな気がして・・・)
サボテンの花言葉って知ってる?
偉大・温かい心・燃える心・枯れない愛
全部あんたそのものじゃん。
たとえものまねでも、必死でお手本見習って、コツコツ努力続けたら、それ、本物だから。
周りの人を幸せにするために、毎日毎日がんばってきたら、それもう、あんたにしかできない、オリジナルだから。
今逃げ出したら、今までがんばって積み上げてきたもの、全部なくなっちゃうよ。家族だって部下だって、船長のあんたが舵とるのやめたら、みんなどこ行っちゃうか分かんなくなるよ。
(大崎:こんな悩んでばっかいる船長に・・・)じゃあ、部下の気持ちなんか無視して、権力振りかざすヤツがリーダーなわけ?
「ハケン占い師アタル」第5話 2019年2月21日放送
困ったときは、部下に丸投げ、結果が出なければ人のせい、うまく行ったら自分がやったって自慢するヤツが、リーダーなわけ?
そいつらこそ、ニセモノだから。
本物のリーダーは、誰よりも悩んで悩んで、悩みぬく人間なんだよ。
人の過去が見える「アタルちゃん」は現実のあなたの側にはいないけれど、私たちは、上記でお伝えしたように、自分で自分のケアをすることができます。
かつて、私が勤め人だった頃、大崎さんのように苦しんで、傷ついて、倒れてしまっている人をたくさん見てきました。
そして、私は、そういう人の力になりたかった。
だからこそ、「元気を出して」と言いたい私が疲れた顔をしていてはいけないと、仕事をやめて、こうしたセラピスト業・講師業に従事することを選んだのです。
できたら、大崎さんのように我慢しすぎて、がんばりすぎて、ポキッと折れてしまう前に、日々、自分を大切にして、予防の意味でも生活に植物の恵みを取り入れていってもらえたら、と願ってやみません。
働く女性の味方 サロンひだまり

サロンひだまりでは、自然療法のプロであるセラピストが、働く女性の悩みにそっと寄り添い、植物の力であなたを癒しています。
脱サラセラピストならではの、組織で働く大変さなども、共感しつつ、瞑想、アロマテラピーのハンドトリートメントや、バッチフラワーレメディをお試しいただくことができます。
ただいま、アロマテラピーのボディ・フェイシャルメニューも準備中です。

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ハッピーライフセラピスト片山裕子
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